高速道路の謎標識☆愛知 名古屋 自社ローン 外車 輸入車 マイカー横綱くん
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道路には、一般ドライバーには関係のない標識も様々存在しますね。
道路脇に立つ小さな四角あるいは十字の通称「グー」「パー」標識ですが、近年は本当に「グー」「パー」の絵が描かれた標識もあり、それぞれ意味は異なるようです!
四角で構成された通称「グー・パー」標識
高速道路の脇に、青い四角をオレンジで囲った四角い標識や、青い四角の4辺にオレンジの四角がついた十字形の標識が立っていることがあります。
この標識、国土交通省が公開している道路標識の一覧にも記載されていませんが、業界では「グー」、十字形の標識は「パー」とも呼ばれており、一部の地域ではグー、パー、グー、パーと連続して立っています。
一方で、日本海側の国道7号や8号などでは近年、本当に「グー」と「パー」の絵が描かれた同様の看板も見かけるようになりました。
ただ「パー」は、開いた手から何かダイヤ型のものがいくつも放出されているような絵になっています。
これら「通称グー・パー標識」と「グー・パー標識」、それぞれどのような意味があるのでしょうか。
四角いほうの通称グー・パー標識は、グーが「投雪禁止区域」の始まりを、パーがその終わりを表しています。
寒冷地の道路では、ロータリー除雪車で走行しながら雪を掻き込み、路外へ勢いよく放出させる手法などがとられますが、グーの標識に差し掛かったら投雪をやめる、パーに差し掛かったら再開する、という目安になっています。
投雪禁止区間はたとえば、別の道路が下で立体交差していたり、路外に家屋があったりするところです。投雪により思わぬ事故が起こる可能性があるところといえます。
本当に「グー・パー」描かれた標識の意味は
本当に手が描かれたグー・パー標識のほうはどうでしょうか。
こちらは、グーが「凍結防止剤散布区間」の終了、パーは散布区間の開始を表すものです。
この標識は、山形県の国道7号などを管理する国土交通省の酒田河川国道事務所が考案し2005(平成17)年から設置しているものです。
凍結防止剤はコストの面からも、走行上危険と予想される箇所に散布されるものの、それが撒かれていない直線区間などでスリップが多発していることから、散布区間を明示するために始めたといいます。
酒田河川国道事務所によると、やはり投雪禁止区間の標識がもとになって考案されたものだそう。投雪禁止区間の標識はあくまで管理者向けですが、一般向けに凍結防止剤散布区間を知らせるため、「グー・パー」を絵でわかりやすく示したということです。
利用者アンケートでは、散布している区間としていない区間を知らされた場合に「速度を落とす」などを答えた人が多く、安全運転への意識向上が見られたといいます。
凍結防止剤散布区間を明示する標識は近年、富山県内にも広がっています。
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