鬼キャンとは☆愛知 名古屋 自社ローン マイカー横綱くん
愛知 名古屋 自社ローン マイカー横綱くん です☆
今日は「鬼キャン=鬼のようにキャンバー角が極端な車」についてです!
極太のタイヤが極端に斜めに傾いて外側に踏ん張るような形で、ハの字に取り付けされている車をときどき見かけませんか?
これは「鬼キャン」と呼ばれる改造車で1部マニアの人にとっては、これがたまらなくカッコいいらしいです。
ちなみにキャンバー角というのはタイヤの傾きのことで、車を正面からみたときにタイヤの上部が外側に傾いている逆ハの字をポジティブキャンバー、内側に傾いているハの字をネガティブキャンバーといいます。
なので鬼キャンとはネガティブキャンバーを極端にした車になりますね。
昔の車はタイヤが逆ハの字になったポジティブキャンバーが多く、そもそもなぜタイヤにキャンバー角をつける必要があったかというと、今から40年~50年ほど前はまだパワステが一般的ではなかったのでポジティブキャンバーにすることでハンドル操作を軽くしていたんですね。
現在はパワステが普通についてるのでキャンバー角をつけないニュートラルキャンバーの設定が主流になっています。
キャンバー角をつけないことでタイヤは垂直になってタイヤの接地面を有効活用できるのでタイヤの偏摩耗も少なくなります。
鬼キャンにする事で車高は下がり見た目はカッコイイけどむしろ走行面においては危険で、実際に鬼キャンの車を間近で見てみると分かりますが、タイヤが極端に倒れているために、内側の角の部分しか路面に接地していません。
つまり、タイヤのエッジの部分で走行をしているわけです。
せっかくの太いタイヤを履いていても角の部分しか地面に触れていないので接地面積は極端に少なくなります!
接地面積が少なくなるということはすなわちタイヤが滑りやすくなりますし、ブレーキによる制動距離も長くなってしまいます。
さらに極端なキャンバー角にすることによって路面のちょっとした「わだち」などにハンドルを取られやすくなりますし、ハンドルの操作性そのものも極端に悪くなります。
また鬼キャンの車に乗っていると車検に通らないだけではなく不正改造ということで警察に摘発されてしまう可能性もあるので、鬼キャンの車に乗ってみたいと考えている人はこれらのデメリットをよく知っておきましょう。
榛原
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