レギュラーとハイオクを混ぜる行為☆愛知 名古屋 自社ローン マイカー横綱くん
愛知 名古屋 自社ローン マイカー横綱くん です。
普段自分たちが「ハイオク」と呼んでいるガソリンの正式名称は「高オクタン価ガソリン」です。
文字通りレギュラーよりもオクタン価を高めたガソリンのことで「プレミアムガソリン」とも呼ばれています。
「オクタン価」はガソリンのエンジン内における燃えにくさを数値化したものになります。
ハイオクはレギュラーよりも燃えにくいので無駄な爆発や異常な燃焼を防げる特徴があります。
ちなみに「オクタン価」のオクタンとは、石油などに含まれている「飽和炭化水素」の名称です。
エンジン内でガソリンが不完全燃焼を起こすと「ノッキング」と呼ばれる現象が起こります。
エンジンの振動やガラガラ、カリカリといった金属音が鳴る現象それですね。
ノッキングは、エンジンにダメージを与える可能性があるため故障原因の1つですが、オクタン価が高く燃えにくいハイオクはこの異常燃焼が起こりにくいといえます。
すなわち、レギュラーよりもハイオクはノッキングの可能性が低いガソリンと言えますね。
またハイオクはエンジン内での発火のタイミングもレギュラーより遅くなります。
通常ハイオク車にはハイオクのタイミングに合わせて点火するように作られたエンジン、レギュラー車にはレギュラー用のエンジンが搭載されています。
それぞれに点火のタイミングが違うため、ノッキング防止の観点からみてもハイオクとレギュラーは混ぜない方が良いといわれていました。
2000年以前の古い車や、レギュラーの有鉛ガソリンが廃止された頃に販売されていた有鉛ハイオクが使用されていた頃は、ハイオクとレギュラーを混ぜてはいけないといわれていたそうです。
でも今ではレギュラー車にハイオクを入れても、ハイオク車にレギュラーを入れても、電子制御のエンジンが搭載されていれば大きな問題はありません。
なぜなら、ハイオクもレギュラーも同じ無鉛ガソリンになったからです。
またレギュラー用エンジンもハイオク用エンジンも、緊急時を想定して入ってくるガソリンに合わせて点火時間を電子制御で対応するように開発されているため、大きな問題にはならないでしょう。
原則として指定されたガソリンを給油しようハイオク車にレギュラーを入れても、レギュラー車にハイオクを入れても特に問題なく走行でき、両方のガソリンを混ぜても特に問題はありません。
…が、おすすめできる行為とはいえないので、ハイオク車にはハイオクをレギュラー車にはレギュラーを給油したほうがいいですよ。
さらに、レギュラーとハイオクを混ぜて入れても、ハイオクの燃費の良さを実感できなかったり、ハイオク車にレギュラーを入れて故障した場合、保証の対象外になったりすることもあります。
時々、ハイオクは燃費が良くなる、添加剤でエンジン内がきれいになる、という評判を聞くことがありますが微々たるもので、費用対効果を考えると大した差はないですよ。
榛原
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