車検でヘッドレストは必要?☆愛知 名古屋 自社ローン マイカー横綱くん
愛知 名古屋 自社ローン マイカー横綱くん です。
愛車をお持ちのお客様は、時期がくると必ず受けなければならない車検。
ご自身で車検を受けに行く方もいれば、自動車販売店などで車検をお願いする方もいらっしゃると思います。
自分で車検を受ける方のなかに「ヘッドレストって必要なのかな?」と思った事のあるかたも少なからずいるはず。
そこで今回は、ヘッドレストは車検で必要なのか?をお話していきましょう。
ご存じの通りヘッドレストとはシートの頭の部分のことで、基本的についているイメージがあるかと思います。
実はヘッドレストは保安基準で必要とされているパーツなので、一般的にはヘッドレストがないと車検に通らないと考えられます。
では車検に通るヘッドレストとは一体どのようなものでしょうか。
ヘッドレストとは
ヘッドレストは、ほとんどの席についている頭を置いたり支えたりするパーツです。
「rest(レスト)」がついているので、『休息』のためにつかうパーツかと思うかもしれませんが、ヘッドレストは省略された言葉で実際には「headrestraint(ヘッドレストレイント)」と言います。
「restraint(レストレイント」は、『拘束』という意味があります。
つまり、休息させるパーツではなく、拘束し頭部を守ってくれる大切なパーツです。
追突事故の被害にあった時、頭が後ろに倒れこんでしまうことを防いで、むち打ち以上の酷い怪我にならないよう保護するわけですね。
普段からヘッドレストの高さを整えて使用している人は少ないかと思いますので、事故の衝撃に備えて、しっかりと調整しておくことが大切になります。
調整しておけば、衝突された時に怪我の程度が軽減できるので、適正位置にヘッドレストを設定してくことをオススメします。
ヘッドレストの適正位置は、ヘッドレストの中央が耳の上部と同じ高さになるようにすると良いとされていますが、車種によって適正とされる位置が違うので取扱説明書などを読んで確認してください。
ヘッドレストを紛失したら?
ヘッドレストを紛失することはそうそうないと思います。
ただ、長い荷物を載せる時などにシートを倒した時、ヘッドレストを外して平らにする場合があります。
その時に車外へ持ち出し、ヘッドレストを戻し忘れて紛失する結果になってしまうことがあるみたいですね。
ヘッドレストを紛失したら、社外品でも構わないのでヘッドレストをつけるようにしましょう。
万が一事故に遭った時、ヘッドレストが無いと乗員の無事を確保できません。
先にも話したように、頭を休めるためのものではなく衝撃を和らげるための部品なので、正しい位置にすることが大切です。
また、車検の際に運転席や助手席のヘッドレストがなかった場合、その車の製造年月日の保安基準に適合していないと車検に通りません。
それでは、改めてヘッドレストの適正位置も含めて「ヘッドレスト」について考えていきましょう。
後部座席のヘッドレスト
後部座席のヘッドレストは、元々ついていないことがあります。
ついていない場合は、そのままでも車検に通ります。
3列シートの2~3列目も同様で、元々ついていなかった場合は車検に通ります。
ただし、後部座席にもちゃんとついていたのであれば、追突された時の安全も確保されるので、紛失したり外したりしたままにせず、日頃からちゃんとつけておくようにしておきましょう。
ヘッドレストがついていたにも関わらず、外していた時事故が起きたとします。
その場合、本来の保険が適応されない可能性があります。
事故の衝撃により、むち打ちになってしまうことがあり、ヘッドレストを装着していた場合よりも酷い状態になってしまうかもしれません。
後部座席にヘッドレストが元々ついていなのは、後方の視界を良好に保つ目的が考えられます。
その為、ついていても小さい形のものであったり、一体化されていたりします。
そのような形状でも事故が起きても衝撃を軽減されるよう設計されているので安心してください。
車検に通らないヘッドレスト
最近ではモニター付きヘッドレストがあります。
後部座席の人がTVやビデを等を見るため、ヘッドレストの後ろ側にモニターが設置されたものです。これは車検に通りません。
事故に遭った場合、後部座席に乗車している人がモニターにぶつかり大怪我する危険があるためです。
モニターがついていると便利な上にドライブ中の楽しみが増えていきますが、先述した通りヘッドレストは頭を守ってくれる部品でもあり、事故の際には後部座席の人の衝撃を緩和させる役割もあります。
安全のためにもモニター付きのヘッドレストをつけるかどうかは、しっかりと検討しましょう。
車検に通らないことの多くはヘッドレストがついていない時です。
運転席、助手席で、元々ついていれば必要となります。(元々ついていなければ、なくても問題ありません。)
ヘッドレストが一体化となったものもあるので、一体化であれば紛失はしないかと思います。
近年では、高級モデルや上位モデルなどでは、シートでヘッドレストの役割を果たす機能が搭載されているものがあるので、一体化モデルでも身体の衝撃を和らげてくれます。
ヘッドレストは必要なものですが、安全面を考慮した場合、そのような安全装備を搭載しているモデルもあることを知っておいてくださいね。
榛原
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